ONE〜輝く季節へ〜
さて、今更ながら「ONE〜輝く季節へ〜」のレビューです。
ちなみに管理人がプレイしたのはPC版のフルボイス版ってやつですね。
んでまぁこの元祖泣きゲーなわけですが。
私がプレイした順番ってKanon,AIR,ONE、MOON,CLANNDという順番なんですよ。
そう・・・あれは私が高2の頃、AIRをプレイし終わり、余韻に浸っていたところだった。
私は行きつけの某Keyのファンサイト(のっと公式)へ行く。
書き込み
「AIR良かったよおおおおおおおおおおおおお魚エアアアアアアアアアアアアアアア王フォンヴぁ・゚・(つД`)・゚・。」
「ではみゅらさん、次はONEですよ!」
「おね?(・ω・)」
この一言がすべての始まりだった・・・。(ぉ
シナリオ |
1998年、冬。
普通の学生であったオレの中に、不意にもうひとつの世界が生まれる。
それはしんしんと積む雪のように、ゆっくりと日常を埋めてゆく。
そのときになって初めて、気づいたこと。
繰り返す日常の中にある変わりないもの。
いつでもそこにある見慣れた風景。
好きだったことさえ気づかなかった、大好きな人の温もり。
すべてがオレをこの世界に繋ぎ止めていてくれるものとして存在している。
その絆を、そして大切な人を、初めて求めようとした瞬間だった。
時は巡り、やがて季節は陽光に輝きだす。
そのときオレはどんな世界に立ち、そして誰がこの手を握ってくれているのだろうか。
永遠の世界へ旅立ちました。
なるほど・・・これがKeyの原点。
シナリオだけなら正直Kanon,AIRと比べても負けず劣らず素晴らしいです。
というかむしろ
純粋なシナリオ勝負ならONEの方が好きです、私。
永遠の世界をどう解釈するか、そこがこのゲームのポイントですね。
そしてKeyの武器、「泣き」ももちろんあります。
特に泣けるのが茜とみさき先輩。
どちらも後半に入ると泣き泣き泣きの連発。
次の日何故か
みさき先輩の夢を見る(死
翌朝枕が濡れていた←重症
そんな素晴らしいシナリオのONEですが、
納得いかないのが長森シナリオの主人公!
ウルアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
_ _ .' , .. ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( )
←浩平
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" .
’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ
) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
奴はこうされても文句は言えませんよ(´ー`)y─┛~~
プレイされた方なら分かってくれる・・・はず(ぉ
あとこのゲームはなかなか笑いの面も多かったですねw
CLANNADほどではありませんでしたが、結構爆笑させてもらえるネタがちらほらと。
「The party was concluded with three cheers.」・・・一団は3人のチアガールによって壊滅させられた。
CG |
アハハハハ・・・グラフィックはまぁ・・・ぶっちゃけ上手くないです。
特に皆さんがよく言われてるこのCG。
これは私もちょっとなぁ・・・と思いましたね。
でもまぁ私鍵っ子ですから。
キャラクター自体は可愛らしい子ばっかりですし。
つまり愛だ。愛でカヴァーするのだ。
立ち絵は特に問題もありませんでしたしね。
・・・まぁ何だかんだカバーしてもさすがにこのグラフィックに高得点は付けかねますが・・・。
音楽 |
はい、クオリティ高すぎます。
さすがは折戸さんです。
かなり昔のゲームなのに今のゲームの曲と比べても全然違和感ありません。
というか勝ってます。
お気に入り曲は、「雨」、「追想」、「雪のように白く」、「輝く季節へ」などですね。
あ、そうだ、フルボイス版を購入するとアレンジ音楽CDがついてくるんですが、
これのアレンジ版「雨」がかっこよすぎる!
是非一度聞いてもらいたいですね。
ボーカル曲は無し。
ですがBGM自体が素晴らしすぎるので特に問題はありませんでした。
システム |
まぁ一昔前のゲームですのでやはりシステムに不満はあります。
しかしそれはのっとボイス版。
そして私がプレイしたのはフルボイス版。
フルボイス版になってシステムが一気に向上した・・・らしい。
オートモードはありませんが基本的なシステムは揃ってます。
特に問題は見られないかと。
あ、あと声優さんインタビューがありますよ。
私こういうの好きなんて、好印象ですねw
キャラクター |
長森 瑞佳(萌え度100%)
浩平の幼なじみ。
おせっかい焼きで浩平の心配ばかりしており、毎朝、浩平を起こしにやってくる。
幼い頃、傷ついた浩平の心を癒す事のできた人物である。
よく野良猫を拾い、そのため、家に何匹ものねこを飼っている。
結構私はですね、メインヒロインより他のヒロインに萌える傾向がピサの斜塔くらいあるんですよ。
まさかこんなベタベタな幼馴染に萌えるとは・・・奥が深いぜ、ギャルゲー!
シナリオでの長森が健気で健気で・・・・゚・(つД`)・゚・
それ故に浩平の行動は万死に値する。
ちなみに初代「うぐぅ」は彼女です。
七瀬 留美(萌え度80%)
浩平達のクラスに転校してきた女の子。
可愛いらしい自分を必死に保とうとしているが、失敗ばかりしてしまう。
浩平とはいつもケンカしている。思い込んだら一直線な性格。
転校生とぶつかり、その転校生が何と自分のクラスに!という何とも超王道設定。
むしろベタすぎてレアです(ぉ
しかし七瀬と主人公のやり取りは笑えますねw
七瀬は恋人というより友達にしたい女の子という印象ですね〜。
川名 みさき(萌え度90%)
浩平の先輩。
暗闇というハンデを背負うものの、それを感じさせない誰とでもすぐに打ち解けることができる社交的な性格。
学食の料理が好きで、カレーであれば10杯近くは平気でたいらげる。
年上嫌いの私の革命的存在の1人。
何かね、彼女との会話見てるとね、年上って気が全然しないわけですよ。
「3年生は次の時間、体育なんだ」 こんな台詞でようやく年上ということを自覚するような感じ。
シナリオはマジで反則です。
最後のシーンは滝のように涙を流したことを覚えています・゚・(つД`)・゚・
里村 茜(萌え度80%)
浩平のクラスメイト。
雨の日に空き地に立ちつくしている時に浩平と出会う。
物静かな女の子で、言葉は少ないながらも、自分の意志ははっきりと言う。
料理が上手で、大の甘党。
Kanonの迷言が「うぐぅ」であるならば、ONEは「嫌です。」だろうか。(奈須さんっぽく
彼女の「嫌です。」と突き放す態度に多くのファンが魅了される。
シナリオは一番良かったと思います。
もうボロ泣き。
あれだ、ONEの真のヒロインは茜だ、と言っても過言ではないほどに素晴らしいシナリオだった。
ちょっとネタばれするならKanonのあゆシナリオの逆、と言ったらいいかなー。
とにかく、やりなさい(ぉ
椎名 繭(萌え度70%)
癇癪もちの登校拒否児。
唯一信じあえた友達であったフェレット「みゅー」を失ったときに浩平たちと出会う。
何かイヤなことがあるとすぐにそのフェレットの名を呼び泣き出してしまう。
好物はハンバーガー
最初はあまり好きになれなかったんです。
何を聞いても「みゅーみゅー」。
しかしそれで終わらないのがONEクオリティ。
浩平や瑞佳の面倒もあって繭が成長していく様は見ていてとても嬉しかったですね。
上月 澪(萌え度90%)
浩平たちの後輩。
表情が豊かな明るく元気な女の子。
浩平とは学食で出会い、何が気に入ったのかそれ以来、浩平につきまとっている。
古ぼけたスケッチブックを肌身はなさず持ち歩いている。
演劇部に所属。
やっぱ年下キャラはいいね・・・(´ー`)y─┛~~
しかもただの後輩ではありません。
声が出せない、すなわち会話が出来ないというハンデがあるのです。
よってコミュニケーションはスケッチブックで行うんですが
それが恐ろしくカワイイ(;´Д`)ハァハァ
「〜なの」口調?。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!
えぐえぐ? ( ・ ∀ ・ ) イイ!
総評 |
とりあえず鍵っ子なら迷わず買いです。
というか鍵っ子ならすでにプレイ済みの方が多いでしょうが・・・。
あとギャルゲーをこれから始めるって方にもおススメかも。
ちょっと難解なシナリオかもしれませんが・・・。
とーにーかーくー
シナリオ重視の方は絶対やるべき!
絵が嫌?頑張れ!(無責任
シナリオ 100点 音楽 99点 CG 50点 システム 85点 キャラクター 87点
総評 99点
MIDIはK's MIDI Garage様より転載させてもらっています。
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